フィルタリングソフトとは?その必要性や各種ソフトの比較などを解説

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業務中、分からないことがあればインターネットで検索することが多いと思いますが、インターネット上には、悪意を持ってウイルスを仕掛けていたり、情報を盗み取ろうとしてくるWebサイトが存在します。

ですが、アクセスするまでは「このサイトが本当に信頼できるサイトなのかどうか」は判断しづらいですよね?

そんな時は、悪意のあるサイトへアクセスする前に、事前にブロックできるフィルタリングソフトの導入がおすすめです。

気づかないうちに、悪意あるサイトに情報を抜かれて重大なインシデントに発展する前に、事前に対策しておきましょう。

今回は、フィルタリングソフトの必要性やソフトの比較を説明します。

フィルタリングソフトとは

フィルタリングソフトとは、「特定の条件を満たしたWebサイトしか閲覧できないようにするソフトウェア」のことを指します。

子供のころガラパゴス携帯や、スマートフォンを利用した際、アクセスできるサイトとアクセスできないサイトがあったのではないでしょうか。これは、子供に対して有害なサイトをフィルタリング機能でアクセスを禁止していたためです。

これ同じように、セキュリティを高めるために「業務に必要なサイト以外にアクセスできない」などのようにアクセスできる範囲を狭めるのがフィルタリングソフトです。

フィルタリングソフトの必要性

フィルタリングソフトは、想定していないサイトへのアクセスを防ぐために役立ちます。

たとえば、なりすましメールが送られてきたとき、「URLのリンク」を誤ってクリックしたとしても、そのサイトへのアクセスが許可されていない場合、フィルタリングソフトがアクセスをブロックしてくれます。

また、内部の人間がデータを持ち出すために、アップローダーなどのサイトにアクセスできないようにフィルタリングを欠けることで、内部の悪意ある人物への対策も可能です。

フィルタリングソフトの具体的な活用方法

フィルタリングソフトには、主に2つの使い道があります。

1つは「セキュリティ対策の強化」で、もう1つは「業務の効率化」です。

例えば、仕事中に業務には関係ないサイトをブロックしたり、業務において有益な情報が載っていないサイトがあれば、ブロックすることで、調査の時間短縮になります。

このように、サイトを適切にフィルタリングすることで、作業の効率を高められます。

フィルタリングソフトの比較

InterSafe WebFilter

製品名 InterSafe WebFilter
製品分類 企業・学校向け
試用版 あり(30日間)
製品の特徴
  • Webサービスを制御し安全に業務活用
  • 必要なサイトのみWebアクセスを分離・無害化
  • ポリシーに応じて柔軟にWebアクセスを制御
提供 アルプス システム インテグレーション株式会社
利用価格 1年50,000円~

「i-FILTER ブラウザー&クラウド」

製品名 i-FILTER ブラウザー&クラウド
製品分類 企業・学校・個人向け
試用版 あり(30日間)
製品の特徴
提供 デジタルアーツ株式会社
利用価格 公式サイトより確認可能

「ノートン360」

製品名 norton360
製品分類 中小企業・個人向け
試用版 あり(30日間)
製品の特徴
  • 動作が軽い
  • 24時間365日無料でサポート対応
  • ダークウェブモニタリング
提供 株式会社ノートンライフロック
利用価格 年間4,780円~

「ESET」

製品名 ESET インターネット セキュリティ
製品分類 企業・学校・個人向け
試用版 あり(30日間)
製品の特徴
  • 動作が軽く、検出力が高い
  • 世界で1億ユーザーが利用する信頼背の高さ
  • 詐欺サイト(フィッシングサイト)へのアクセスをブロック
提供 イーセットジャパン株式会社
利用価格 月額330円~

「InterScan Web Security」

製品名 InterScan Web Security™
製品分類 企業・学校・個人向け
試用版 あり(30日間)
製品の特徴
  • 優れた保護機能
  • ウイルスバスターを販売している知名度のある企業
  • 不正なHTTP通信をブロックして、サイバー攻撃を対処
提供 トレンドマイクロ株式会社
利用価格 公式サイトより確認可能

もし、どんなフィルタリングソフトを導入するか迷ったら以下のようなポイントで比較してみましょう。

導入実績

各フィルタリングソフトを扱うサイトのホームページには導入実績が記載されており、どんな企業で使われているか確認できます。自社と近い運用をしている導入事例をみつけると、運用のイメージが沸きやすいです。

またセキュリティに厳しい金融機関や公的機関での導入実績があるソフトは、信頼できるソフトといえるでしょう。

端末への負荷

社内で利用しているパソコンにもスペックの差があります。フィルタリングソフトを導入することで、メモリを消費し、通常業務に支障が出てしまう可能性があります。

フィルタリングソフトを導入する際には、フィルタリングソフトの動作がどれほど端末に負荷を欠けるか、無料体験で確認しましょう。

フィルタリングの性能

フィルタリングソフトは、ソフトを導入した端末からWebサイトへのアクセスを制御するため、フィルタリングルールの設定がどこまで詳細にできるか、事前に確認しましょう。

必要以上にWebサイトへのアクセスを制限されてしまったり、反対に制限が不足する可能性もあるため、どこまでの性能があるのか、さらにどこまで柔軟にフィルタリングの設定ができるのかで製品を判断するとよいでしょう。

価格とインストール台数

価格やインストール台数についても考慮すべきです。

例えば、企業で導入する場合は料金プランが変更されたり、インストール台数に制限がかかる場合もあります。また、支払いも月額と年額でも料金が異なり、それにより最終的にかかるコストも大きく変わってしまうため、事前に詳細を問い合わせることをおすすめします。

まとめ

フィルタリングソフトは、信頼できないサイトへのアクセスを遮断し、セキュリティ対策に大きく役立ちます。フィルタリングソフトを導入してみようと検討している方は、ぜひこの機会に試してみてください。

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