受講状況の可視化により、従業員のセキュリティ教育にかかる運用工数を大幅に削減できました!
- Fullon株式会社
- Fullon株式会社 サービス事業部 事業部長 青地様
Fullon株式会社は、日常的に情報セキュリティに関する取り組みを行っており、その一環で情報セキュリティ教育クラウド『セキュリオ』を積極的に活用されています。
今回は、セキュリティに関する取り組みや具体的なセキュリオの運用方法や成果について、情報セキュリティ責任者でセキュリオ運用をご担当していらっしゃる青地様にお話を伺いました。
Fullon株式会社について
Fullon株式会社は、東京都千代田区(最寄り駅:東京メトロ 永田町駅)に本社を置くシステム開発会社です。ビジネス支援のプロ集団としてお客様に対してIT+αでトータルサポートを行っています。受託開発事業(開発、保守)、オンサイト事業(SES、派遣)、自社サービス開発・運営を中心に行っております。
- 本社:東京都千代田区
- 設立:2008年5月
- 従業員数:43名(2024年2月時点)
- Webサイト:https://www.fullon.co.jp
セキュリオ導入により属人的だった運用の立て直しと運用コストの削減に成功
セキュリオを導入したきっかけを教えてください
当時、情報セキュリティ研修の担当者の退職を機にセキュリオ導入を検討しました。
導入以前は、自製で資料作成をおこない、それをもとに年に一回ほど研修を実施していました。
研修では、自社の情報セキュリティの体制について、直近で発生した事故事例についてや認証周りの規定について触れてきました。
また、その研修内容について月次の定例で検証し、選択式の問題を10問ほど出題し習熟度を測るというものでした。
当時の教育を継続する予定でしたが、担当者の退職に伴いこれまでと同様の教育が厳しい状況となりました。
特にテキストのコンテンツ作成は他業務との兼ね合いもあり、工数の都合も考えた結果、セキュリティ教育を簡単に実施できるようなツールを検討することになりました。その際に、タイミングよくセキュリオをご紹介いただく機会をいただけたので、導入を決めました。
導入してみていかがでしたか?
研修を行う際に、従業員を集めて一定の時間を確保して行っていました。
導入後は、クラウド上でeラーニングの教材を配信を行うだけで、これまでの研修と近い内容をユーザーのタイミングで受講できるようになったり、運用コストを大幅に削減につなげることができるようになったりと非常に助かりました。
また、セキュリオ上で従業員の受講状況や受講成績などを一元的に管理ができるので、より確実に従業員に対して教育をおこなえるようになりました。
日常的におこなえるトレーニングを計画し、リテラシー水準をさらに高めていく
利用している機能についてお伺いさせてください。
現在は、eラーニングを中心に利用しています。セキュリオ導入以前から行っていた研修のテスト結果も比較的良い印象でしたが、引き続き受講成績は良いと感じています。また、復習機能を利用し、複数回受講されているユーザーもいました。受講状況等、管理画面上から状況を把握できるので、非常に便利だと感じています。
今後、従業員のリテラシーの水準を更に高めるためにも、eラニングの教材配信の頻度をあげて、日常的に取り組めるように運用計画を考えていきたいです。
現在抱えるセキュリティ周りの課題はありますか?
認証運用におけるセキュリティ審査があるために、セキュリティに関する運用は「日常的にやらなければならない」と日々意識しているものの、様々な業務をこなしながら対応しなければならないという背景もあり、なかなか手が回らないといった課題があると感じています。
情報セキュリティ教育については、セキュリオで一元管理できていますが、ISMSやPマークなどの認証運用もセキュリオで一元管理をおこなえるようになれば、さらにセキュリティ運用効率を上げられるのではないかと感じています。
また、運用計画を立てる際に、自動的に計画立案や教材配信等がおこなえるような仕組みがあるとより活用できると考えています。
最後に導入検討されている皆様に一言お願いします!
セキュリオを導入し、社内におけるセキュリティ教育の運用工数を確実に削減することができました。
これから更に機能を活用していき、理想のセキュリティ運用の実現を目指します。
Fullon株式会社様、お忙しい中ありがとうございました。
取材日:2023年6月