株式会社CFPコンサルティング 様 – 顧客事例 –

Pマーク取得後のことを考えて、簡単に運用できるマニュアルを作ってくれるコンサルティング会社を選びました。LRMは進捗もスピーディ。期待通りのサポートをしてくれました

2010年の設立以来着実な成長を遂げてきた株式会社CFPコンサルティングは、今後のさらなるビジネス拡大とWEB広告業界の変化に備え、プライバシーマーク(以下、Pマーク)の取得を行いました。コンサルティング会社の選定基準とPマーク取得の経緯を、アドミニストレーション本部 執行役員・塩田正光氏に伺いました。

(株式会社CFPコンサルティングについて)

株式会社CFPコンサルティング

株式会社CFPコンサルティングは、WEB広告の運用を軸にWEBプロモーション全般のコンサルティングを行う会社である。プランニングから広告バナーおよびLPの制作、効果分析まで、ワンストップ対応できる社内体制を構築。広告やSEO、LPOなどを駆使し、PDCAを回しながら確実に成果を上げていく。大手不動産サイトの問い合わせおよび資料請求件数約100%アップ、大手求人サイトの会員登録数約200%アップ、オフィス系ECサイトの購入件数約250%アップなど、幅広い業界のクライアントに対する支援で実績を積んできた。設立以来、インバウンドマーケティングと紹介のみで顧客を増やし、急成長を遂げている。設立;2010年5月。従業員数;33名(2017年4月現在)。本社;東京都新宿区。

LRMにPマーク取得コンサルティングを依頼

– LRMへのご依頼内容をお話ください。

弊社は2016年6月、LRMにPマークの新規取得コンサルティングを依頼しました。
担当者・山下さんのサポートのもとで文書作成を行い、同年12月、無事に取得を完了し、改めて運用保守サービス『情報セキュリティ倶楽部』を契約しました。

アドテクノロジーの急速な進化に備えPマークを取得

– Pマーク取得の目的をお話ください。

最大の目的は対外的な信用性の確保です。弊社には営業部門が存在しません。インバウンドマーケティングと紹介をメインに受注しています。そこで重要になるのが信用です。

現時点で、弊社自体はお客様から個人情報をお預かりすることはありませんが、今後のWEB広告業界では、広告主が持っている顧客情報をデータベース化し、特定ユーザーに対してピンポイントで広告を配信する技術が一般化します。そうなれば弊社も個人情報にダイレクトにアクセスする可能性はより大きくなります。
近年はただでさえ広告主のセキュリティ意識が高まり、取引先にPマークの取得を要求するようになっています。
特に上場企業は業務委託の必須条件にPマーク取得を挙げていることが珍しくありません。弊社においても大手広告主と商談する機会も増えてきたため、今後に備えてPマーク取得を決めました。

Pマークの効率的な運用を実現するコンサルティング会社を選定

Pマークを取得するにあたって、ご心配はありませんでしたか。

気になっていたことは、Pマークの運用効率です。Pマーク運用にかかる時間や労力は最小限に抑えたいと思っていました。Pマークを効率的に運用するためには、簡単な運用マニュアルを作成する必要があります。そこで可能な限り簡単な運用マニュアルを作成していただけることを基準にコンサルティング会社を選定しました。

– 自社取得は考えませんでしたか。

取得までのスピードも重視していたので、自社取得は考えませんでした。自分たちだけで取り組んでいたらいつまでたっても取得ができません。コストを払うことで速やかに取得できるならその方が良いと考えました。

広告運用がきちんとできていることは、生産性を求めている証拠

アドミニストレーション本部 執行役員・塩田正光氏

「Pマーク取得後の運用を考慮
してLRMを選びました」
(アドミニストレーション本部
執行役員・塩田正光氏)

– コンサルティング会社は何社か比較されましたか。

実際に話を聞いたのは5社です。その中で、Pマークを取得する企業の個別の事情と関わりなく、一律に「とりあえずこれを守ってください」と、分厚いマニュアルのひな形を持って来たコンサルティング会社は選択肢からはずしました。その結果、最終的に残ったのがLRMを含む2社です。

– 最初に5社をピックアップした際には、どのような基準で選びましたか。

5社のコンサルティング会社はWEB検索でピックアップしました。その際に着目したポイントは、WEB広告の運用がきちんと出来ているかどうかです。

弊社はWEB広告を扱っています。WEB広告の出し方でしっかりした会社かどうかがわかります。例えば業務に関連する専門用語をキーワードとして検索した時に、上位に表示されていれば、広告運用がしっかりできているとみなすことが出来ます。それは生産性を求めている証拠です。
逆に広告運用が雑な会社は、「お金をかけてでもとにかく集客して来い」という営業の仕方をしている企業です。そのような企業は、営業の段階では非常に押してきますが、契約してしまうとパタッと連絡が途絶える傾向があります。

– 残った2社のうち、最終的にLRMに決めた理由をお話下さい。

運用マニュアルのボリュームやコンサルティング料金などの条件に関しては、両社に差はほとんどありませんでした。最終的にLRMを選んだ理由は、コミュニケーションの取りやすさです。Pマーク取得が始まれば、わからないことばかりなので、間違いなく質問が増えます。その時に、質問しやすい相手であることは重要だと考えました。

– コミュニケーションの取りやすさは、具体的にどのような要素から判断しましたか。

弊社とLRMの社風の近さが判断材料になりました。

第一に、両社ともに20代から30代と若い社員が中心となった組織です。もう1社のコンサルティング会社は、在籍するコンサルタントの年齢層が2世代ぐらい上でした。年齢が高いことが必ずしもマイナス要素ではありませんが、年代が近い方が相対的にコミュニケーションは取りやすいと言えます。

第二に、連絡を取り合う中で、仕事を進める上でのリズム感、スピード感が弊社と似ていると感じました。弊社のペースを崩さずに仕事が進められるため、取り組みやすいと感じました。

ヒアリングに応えただけで、運用マニュアルが完成

– Pマーク取得はどのような体制で臨まれましたか。

バックオフィス系を担う業務管理部を統括する私が主担当となり、顧客管理も担う経理・人事部、社内インフラの管理を担う業務管理部から1名ずつ選定して、3名体制で取得に臨みました。

– Pマーク取得申請までの経緯をお話ください。

2016年6月からスタートし、約1か月で申請書類を送付しました。その間、3週間で文書作成、社員教育、内部監査、
マネジメントレビューなどを行い、最後にLRMに申請書類のチェックをしてもらいました。

– 申請までで最も苦労したことは何ですか。

申請までの工程で苦労したという感覚はありません。文書作成のフェーズでは、LRMのヒアリングに応え、その内容をその場でひな形に落とし込みながら作ってもらったため、難解な規格や専門用語に悩まされることもありませんでした。内部監査やマネジメントレビューもLRMが行いました。

あえて言えば、申請書類を揃える作業が大変でした。紙の文書類を決められた順番に並べて、誤植や漏れがないか、
トリプルチェックを行う作業は非常に労力がかかりました。

弊社が申請した時期は審査会社が忙しかったらしく、現地審査が10月になったため、Pマーク取得が12月になりましたが、申請まではスムーズに進行しました。

– 一般社員の業務手順、管理部門の管理方法などに変更はありましたか。

一般社員の業務に関しては、離席時にパソコンをロックすることやクリアデスクといったルールを設けましたが、業務効率が落ちるような余分な手順は増やしていません。

また、管理部門の管理方法については、社内サーバーのアクセス権限に階層を設けたぐらいです。その他、顧客との契約書など機密情報の鍵付きのキャビネットでの管理やクラウドストレージサービスのアクセス権限などは、以前から取り組んでいたため変更はありません。

– 審査結果はいかがでしたか。

軽微な指摘事項はありました。初めての我々からすると、こんなにあるのかと多少気が重くなりましたが、審査員からは少ない方だと言われました。採用活動が本格化していたため、我々も忙しく、LRMへの連絡が遅くはなりましたが、山下さんに修正をしてもらって10日後には返送し、無事、取得へと至りました。

スムーズな進行と簡単な運用マニュアルは期待通り

– LRMのコンサルティングはいかがでしたか。

期待通りです。全体的に非常にスムーズに進行していただけたと考えています。文書作成も、ヒアリングしてその場で作ってくれました。それが持ち帰って後日確認するようなフローであったなら、進捗は大幅に遅れたと思います。

また、弊社が行った作業は、ホームページのプライバシーポリシーの変更や、パスワードの設定、取引先のリスト作成など、自社でしかできない作業のみです。どう進めるのか、何を作らなければいけないのか、本当に何もわからない状態だったので助かりました。

– 作成した運用マニュアルはいかがですか。

運用しやすいマニュアルが出来ました。毎年更新しなければいけない書類も多くはありません。Pマーク取得以後も以前とほとんど何も変わらずに業務を行うことが出来ています。

中;塩田氏、左;福田氏、右;弊社・山下

「ヒアリングしてその場でマニュアルを作成してもらえたことが申請まで
スムーズに進行できた要因です」(中;塩田氏、左;福田氏、右;弊社・山下)

担当コンサル
担当コンサルタントのコメント
週1回のペースでお打合せを進め、スピーディにPマークを取得することが出来ました。
実際の現場での業務効率を極力下げないようにヒアリングを重ね、Pマークを取得する前と取得した後でも、現場に負担をかけない運用体制を構築することが出来ました。
メインコンサルタント:山下

Pマークを継続的に更新するために運用保守サービスを契約

– Pマークの運用保守サービス『情報セキュリティ倶楽部』を契約した理由をお話ください。

継続的にPマークを更新するためには必要だと考えて契約しました。

早速、5月には内部監査がありますが、以降も、次回の更新に向けて、PDCAサイクルを回しながら取り組まなければいけないタスクが沢山控えています。それらのタスクを着実にこなしていくためにも、気軽に質問できる相手が必要です。また、文書類の作成過程を知っている人がいなくなったら、何かあった時に困ると考えました。
さらに、今後、実際に個人情報を取り扱うことになった時も相談に乗ってもらう必要があります。

Pマークの更新時や、運用上困ったことが発生した際の頼れる存在として、これからも期待しています。

株式会社CFPコンサルティング様、お忙しい中、有り難うございました。

株式会社CFPコンサルティング様、お忙しい中、有り難うございました。

※ 株式会社CFPコンサルティング様のWebサイト
※ 取材日時 2017年4月

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