こんにちは。
さて、今回は最近日本でも取得する企業が増えてきたTRUSTeマークについて解説します。
第三者認証「TRUSTe」
情報セキュリティに関する第三者機関認証として、広く一般に知られているものとしては、プライバシーマークやISMS/ISO27001が挙げられますが、それらと同様の第三者機関認証として、TRUSTeマークが存在します。
(LRM公式サイト上に掲載されているTRUSTeマーク)
では、「TRUSTeマーク」とはそもそも何なのでしょうか?
1997年、日本の通商産業省(現在の経済産業省)は、「個人情報保護に関するガイドライン」の運用を開始しました。翌年の1998年には、プライバシーマーク制度が発足。個人情報保護の動きが活発になってきました。
その一方、アメリカでは日本より一足早く、個人情報保護に関する動きがみられていました。
その一つが、米国法人TRUSTeの設立です。TRUSTeは、1996年7月に発足しました。
米国法人TRUSTeが設立された背景としては、インターネットの普及が大きなポイントでした。
インターネットが普及したことで、各企業は自社ホームページを持つようになりました。今では当たり前のようになっていますが、Webサイトには、お問合せフォームが設置され、Webサイトから個人情報を取得することもできるようになっています。
こういった事情から、Webサイトから取得する個人情報についても保護する必要があると判断され、米国法人TRUSTeが誕生したわけです。
現在では、26ヶ国でTRUSTeマークが展開され、世界的な広がりを見せています。
日本では、2001年に、「日本プライバシー認証機構」がTRUSTeマーク制度を開始しました。
日本国内だけでも、累計1400サイトがTRUSTeマークを取得しています。
Webサイトを開設していれば取得可能
プライバシーマークは全社単位で、ISMSは全社ないし部門毎で取得するのに対し、TRUSTeマークはサイトごとに取得が可能です。
ですので、Webサイトを開設していて、Webサイトから個人情報を取得しているのであれば、どのような企業でも取得が可能です。
また、Webサイトに特化したマークであるため、プライバシーマークやISMSなどと比べると、比較的安価で取得が可能です。Webサイトに特化しているとはいいますが、社内システム整備や社員への個人情報保護教育に関する事項などもTRUSTeマークの認証範囲に入っているので、社内整備を整えることにも大変役立ちます。
LRMではTRUSTeコンサルティングをおこなっています
気になるコンサルティング料金ですが、こちらは年間売上高や、従業員数によって変わってきます。
LRMでは1サイトを運営・従業員数が10名規模・3回訪問させて頂くプランで、25万円から取得までのコンサルティングが可能です。早急に取得したい場合などにも備えて、スピードオプションなども準備しております。
より詳細な料金を知りたいという場合には、ぜひご連絡いただければ幸いです。
それでは!