こんにちは。
さて、今回は、プライバシーマークを取得することによるメリットのうちの1つを紹介します。
プライバシーマーク制度って?
メリットについてご紹介する前に、改めてプライバシーマークについておさらいしましょう。
プライバシーマークとは、ざっくり以下の制度のことを言います。
- 1998年4月より開始された制度(一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が制度を開始)
- 事業者で保有している個人情報を全て洗い出して管理することを求める
- 消費者意識の向上と他社との差別化を図ることを目的としている
意外に思う人もおそらくいるでしょうが、プライバシーマーク制度が開始されて既に20年経っているんです。
目に見えるプライバシーマークを取得することによって、「うちは個人情報をちゃんと管理してるんやで!」ということを対外的にアピールすることができるわけなんですね。
また、プライバシーマークは2年に1回更新しなければなりません。1度取得したからと言って安心してはいけませんね。
これがプライバシーマーク制度の概況ですが、では、プライバシーマークを維持することによって、どんなメリットがあるのでしょうか。
以下では、メリットの1つである、「プライバシーマーク制度貢献事業者」についてご説明します。
プライバシーマーク制度貢献事業者表彰
プライバシーマークを維持することは、長年に渡って情報漏えいを発生させず、自分たちが個人情報をちゃんと守ってきたことを意味します。
そのような事業者は、プライバシーマーク制度貢献事業者として、JIPDECより表彰されます。表彰制度の概要は以下の通りです。
プライバシーマークを新規取得し、更新を6回通過すること
条件はそこまで厳しくないと思われるかもしれませんが、10年以上もプライバシーマークを運用し続けることは相当のものです。10年以上となると、子どもも大人になりますね。
こうして、表彰された事業者には感謝状が付与されます。
また、JIPDECホームページには表彰された事業者が取りまとめられています。
こうした形でプライバシーマーク制度貢献事業者表彰を受けた事業者は、JIPDECのプライバシーマークフォーラムで紹介され、今後のビジネスチャンスを掴める可能性もあるわけなんですね。
プライバシーマークを取得する業種は様々で、今現在約15,000社が取得しています。
日本の企業は約250万社あるとされていますから、プライバシーマークを取得するのは今からでも遅くはないです。他社との差別化を図ることができます。
最近では、プライバシーマークが顧客との取引要件となる場合が増えているので、事業拡大や取引先の増加を見込めるのもまたメリットの1つです。
ある意味、経営を左右するのがプライバシーマークです。
プライバシーマークを取得するのにどれだけ時間がかかるのか、実際どれくらいの費用がかかるのか。不明な点は多々あるかと思いますので、まずは一度問い合わせてみてください。
それでは。
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