はじめに
LRM株式会社(以下、弊社)では、Pマーク新規取得コンサルティング事業を展開しています。
本ブログ記事は、弊社の同業他社(以下、U社)がWeb上に掲載した「Pマーク新規取得コンサルティング会社の比較コンテンツ」(以下、当該コンテンツ)における、弊社に関する的外れな記載について、真摯に反論する内容となっています。
通常であれば、どこの会社が何を書いていようと気にしませんが、弊社に関して事実と異なる論評がなされているのみならず、弊社のお客様やPマーク取得を検討されている会社様にとっての最適な判断を妨げかねない内容も見受けられたため、筆を取らせていただきました。
どうぞお時間のある際にご一読ください。
本記事は、2016年10月14日現在で確認できる内容に基づいて作成しています。
ことの発端
本件は、2016年10月13日、弊社スタッフがU社のWebサイトを閲覧した際に、偶然、当該コンテンツを発見したことに端を発します。
当該コンテンツについては、本ブログ記事の公開後、内容に修正が入ったり、公開が中止されてアクセスできなくなる可能性もありますので、URLではなくスクリーンショットをご覧ください。
決して、「当該コンテンツにアクセスを集めたくない!」などの、了見の狭い理由からではございません。ございませんよ。
上記の画面からは、Pマーク取得支援企業を一覧形式でまとめられた比較表が掲載されている様子が見て取れます。
そのわずか1ページのコンテンツ内に、実に多種多様なツッコミ所が存在しますので、個別に検証しつつ、事実と異なる点には弊社としての見解や事実を付記していきます。
当該コンテンツへのツッコミ(前置き部分)
ツッコミその1:前置き部分
直接各社に連絡し確認しました。
おかしい・・・弊社は連絡を受けていません・・・!
U社の皆様、もしかしたら弊社のことをお忘れなのかもしれませんが、どうぞお気軽に確認のご連絡をいただければ幸いです。
※ご連絡を頂戴次第に、本ブログ記事にも、その事実をちゃんと追記させていただきますね!
当該コンテンツへのツッコミ(比較表部分)
U社が掲載していた比較表
ツッコミその2:会社名
株式会社LRM
あーーー・・・惜しいですね・・・弊社は「LRM株式会社」と申します。
これを機に名前だけでも覚えていただければと思います。
ツッコミその3:取得期間(平均)
12ヶ月
こちらは完全な事実誤認ですね。
弊社がPマーク取得をお手伝いする際、お客様にご提示する所要期間は約6ヶ月です。
なお、2016年10月現在、Pマークの審査機関における審査状況が非常に混み合っており、6ヶ月間での取得が叶わないケースもございます。
ツッコミその4:新規取得費用(平均)
450,000
こちらは軽度の事実誤認ですね。
最もシンプルなコースにおける基本料金は45万円として弊社Webサイト上でも提示していますが、それも企業規模やご意向によって増減します。
ツッコミその5:更新費用(平均)
340,000
こちらも事実誤認ですね。
Pマーク更新に向けたお取り組み方法は、会社様によって大きく異なるため、弊社としてはお客様の企業規模やご意向をお伺いした上で、個別の御見積りを提示しています。
ツッコミその6:自社コンサル
4人
こちらは完全な事実誤認ですね。
弊社のコンサルタントは、PマークやISMS/ISO27001認証のコンサルタント、総勢で10名です。
このような誤解を受けないように、弊社のWebサイトではコンサルタントを顔出しでご紹介しておりましたが、あまり奏功していないことが明らかになってしまいました(笑)
ツッコミその7:支援実績
600
こちらは軽度の事実誤認ですね。
弊社の支援実績は、おかげさまで2,300社を突破しました。
Webサイト上にも掲載していますので、またご覧になってください。
ツッコミその8:審査員の在籍
無
こちらも事実誤認ですね。
弊社にも審査員は在籍しておりますので、「有」と記載してほしいところです。
余談ですが、キーボードで「じ」と打てば、IMEが真っ先に「事実誤認」をサジェストしてくるようになってしまいました・・・要らない言葉を覚えさせてしまった・・・
ツッコミその9:模擬審査の実施
無
こちらは事実誤認、と言いますかご認識不足ですね。
必要なお客様には模擬審査を実施しますし、そうでないお客様には実施しません。
不要なサポートメニューを実施して、コンサルタントの人件費をムダに投入すると、結果的にサービス品質の低下を招きかねません。
なので、「有 または 無」と記載してほしいところです。
ツッコミその10:分割払い
無
こちらは完全な事実誤認ですね。
弊社がご支援させていただくお客様は、一括でのお支払いか、分割でのお支払いかをお選びいただけます。
ツッコミその11:返金制度
無
こちらも完全な事実誤認ですね。
弊社とお客様とで締結する提携の契約書上に、いくつかの条件はございますが、Pマーク取得に至らなかった場合に返金させていただく旨を記載しております。
ツッコミその12:Pマーク保有
有
知らなかった・・・弊社はPマークを持っていたのか・・・
はい、こちらも完全な事実誤認ですね(笑)
弊社はPマークではなく、ISMS/ISO27001認証を取得しています。
ISMS/ISO27001を選んだ理由についてはこちらのブログ記事をご覧ください。
なお、Pマーク取得の有無については、Pマーク認定機関であるJIPDECのWebサイト上で確認することが可能です。
どなたか奇特な方がいらっしゃれば、U社に教えて差し上げてください。
ツッコミその13:引き合いのメイン経路
インターネット
こちらも、一部正解、一部間違いですね。
インターネットから新規にお声掛けいただく場合もありますし、お客様からご紹介いただく場合もありますし、かねてよりお付き合いをしていた会社様から満を持してご依頼いただく場合もあります。
あまり一概には絞れない、というのが正直なところです。
おわりに
2016年10月現在において、弊社として当該コンテンツで気になった点は以上です。
細かいツッコミ所は他にもいくつかありますが、その辺りはU社が追い追い修正していくことでしょう。
ご存知のお客様も多くいらっしゃいますが、Pマーク取得支援を行うコンサルティング会社を名乗るには、実は、資格も届け出も必要ありません。
結果として、コンサルティング業界は、低レベルのサービスを展開する会社も気軽に参入できる玉石混交の状態となっており、多くのお客様がコンサルティング会社選びに苦心されています。
弊社でも、とりあえずは格安の業者に依頼してPマークを取得したが、作成されたマニュアルや社内ルールの品質が低くて使い物にならないため、結局それらをゼロから作り直したいというご依頼が年々増えてきており、お客様にとってコンサル会社選びの正解が見えづらくなっている現状を実感しています。
また、弊社は以前、あろうことか同業に属する会社にWebコンテンツを模倣されるという事態にも遭遇しました。
お客様のパートナーとして信頼を勝ち得るべきコンサルティング会社自身による好ましからぬ行為の横行は、業界全体の信頼失墜につながります。
Pマーク取得支援を行う同業者として、U社には、不正確な情報でお客様を惑わすのではなく、事実や調査に基づいた価値ある情報を発信してほしいと願うばかりです。