こんにちは。だいぶ涼しくなってきましたね。
今回は、プライバシーマークが取り消されてしまう例をご紹介します。

プライバシーマークとは

プライバシーマーク、いわゆるPマークは、あらゆる個人情報が適正に管理されている団体に対して付与されるマークのことです。つまり、自社の従業員やお客様、取引先などから取得した・預かった個人情報を大切にしていることが目に見えてわかるというマークです。

そして、ある団体がPマークを取得するために、その団体内での個人情報保護の仕組みと体制を整えることが、個人情報保護マネジメントシステム、いわゆるPMSという風になるわけです。（PMSについて詳しくはこちら）

大手企業でもPマークが取り消される！？

おそらくみなさんは、昨年某教育サービス会社で起きたかなり大規模な個人情報流出事件のことを覚えているでしょう。流出した個人情報の中には、私の個人情報も含まれていました…

この事件がかなりの損害を出すに至ったことはみなさんご存知のことと思います。この事件を起こした団体は、Pマークを取得していた団体でした。しかし、この事件を受けて、Pマークの付与が取り消されています。

取り消された理由としては、「データベースの顧客情報が外部に持ち出されたことによる個人情報流出」が挙げられます。

なぜ個人情報は流出したのか？

個人情報が流出した根底にあるものとは何だったのかを考えてみます。

根底にあるものとは、今回のブログ記事の最初に書いていた、PMSの構築にあります。
PMSの構築が不十分であったことが元々の原因ではないかと私は考えています。

団体内でPMSがしっかりと構築されていなかったことで、時間とお金をかけて取得したPマークが取り消しになってしまうのは、本当にもったいないことです。

今後、Pマークを取得されるお客様には、ご注意いただきたいと思います。

弊社ではPマークの取得サポートをおこなっておりますので、お困りの点やご不明な点等ございましたら、お気軽にお電話、メールでお問い合わせください。

それでは。