こんにちは!ようやく暑さも和らいできた頃ですね。
突然ですが、「プライバシーマーク」と聞いて、この記事をお読みの皆さんはどのようなものを連想するでしょう。
パッとあのマークが出てくる方もいらっしゃると思いますが、
「プライバシーマークって聞いたことがあるけど何のことだかよく分かっていない・・・」
「そもそも聞いたこともない気がする・・・」
という方も多いと思います。
そこで、今回は「そもそもプライバシーマークって何?」ということについてお話していこうと思います!
プライバシーマークは信頼の証です
まず、プライバシーマークとは、個人情報保護体制を整備しているということを証明する第三者認証のことです。
つまり、審査機関が日本産業規格の「JISQ15001:個人情報保護マネジメントシステム要求事項」という規格に適合し、なおかつ適切な個人情報保護体制を整備していると認めた企業に対して与える認証のことです。
そして、認証機関には、プライバシーマーク(通称「Pマーク」)の使用を認めています。
つまり、「この会社は、個人情報の保護体制の整備にしっかりと取り組んでいます」という証明になるのです!
プライバシーマーク制度の目的として、以下の3点が挙げられます。
- マークを使用することによって、個人情報保護に対する消費者の意識を向上させること
- 個人情報の適切な取り扱いによって、消費者の個人情報保護に対する意識に応えること
- 個人情報の適切な取り扱いによって、社会的な信用を得ることができること
プライバシーマーク制度の目的に則することが、会社全体の意識向上や、自社のブランディングにも繋がります。さらに、消費者にも、目に見える形で「個人情報を適切に管理していますよ」という証明になります。
Pマーク取得がトレンドに?
現在、14,185社(2015年8月17日現在)もの企業がプライバシーマークを保有しています。(一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)調べ)
また、近年立て続けに起こる漏えい事件により、企業や個人の個人情報保護意識の向上に加え、取引案件にもプライバシーマーク規格への準拠が求められることが増えています。
プライバシーマーク取得には、沢山の労力や時間、お金もかかります。
しかし、会社に合った健全な体制を築けば、コストではなく、会社の財産になるのではないでしょうか。
プライバシーマーク取得についてのメリット・デメリットについてはまた後ほどお話しします!