従業者
従業者とは組織内で直接間接に事業者(社長)の指揮監督を受けて業務を行う者のことを指します。
従業者の対象は「正社員」「契約社員」「嘱託社員」「パート社員」「アルバイト社員」「取締役」「執行役」「理事」「監査役」「監事」「派遣社員」です。
従業者の監督
監督とは会社が保有している個人情報を取り扱うにあたり、社長が従業者に対して「指示」「監視」「指導」をすることです。
社長は従業者に対して適切な「指示」を出し、その指示が出した内容に合っているかを「監視」します。そして監視した結果に応じて従業員に「指導」する必要があります。
監督(指示、監視、指導)の頻度や方法は会社の取り扱う個人情報によって様々です。
会社の特性を見極めて適切な監督を実施及び検討しましょう。
派遣契約の社員について
派遣契約に基づいて採用した派遣社員がすでに自らが所属する派遣元との秘密保持契約を締結していて、派遣先・元の事業者同士で秘密保持契約を締結している場合は、派遣社員等の「個人」と秘密保持契約を締結する必要はありません。