前回のブログではマネジメントレビューの際に具体的にどういった議題を上げるべきなのかについてお話しました。
今回は上がってきた議題について社長からどういったことをコメントするべきなのかについてお話したいと思います。

そもそもアウトプットとは

マネジメントレビューにおいて、報告者から報告された内容に対して社長から何らかのコメントや指示がなされる必要があります。
こういったことがなされていないと、適切なマネジメントレビューが実施されていないと審査の際に判断され、指摘事項に挙がってしまう可能性があります。

どんなことをすれば良いのか

では実際にどのようなことを社長は実施すべきかなのですが、大きく分けると2つあります。
①報告内容に対して了解(承認)した旨、伝える
②報告内容に対して更に何か実施(フォロー)を求める

①については報告を受けた内容に問題がないので、その旨を報告者に伝え、その報告を〆ることを伝えることになります。
議事録等では「順調なのでそのまま継続してください」などが良い表現ではないでしょうか。

②については報告を受けた状況では〆るには足りない場合や更によくするために社長から何か指示がある場合に行います。
「～を実施してください」や「～について調査してください」など報告者やその他の者に対して何かを求めるような表現を議事録で見かけます。

何か指示がある場合は更にフォローアップして上げる必要がありますが、その詳細については次回のブログでお話したいと思います。