個人情報や重要な機密情報をバックアップするのは最近では至極当然になっていることであります。
様々な手段でバックアップを取られているかと思います。外付けHDDへコピーやDATというテープにコピー、別のサーバーにコピーするなど色々とあります。
ですが、バックアップをしっかり取る上で意外な落とし穴があります。
それはバックアップを取った媒体の管理です。
ほとんどの場合、バックアップを取った媒体は同じ社屋などの保管していることが多いかと思います。
ただ、その場合地震等の理由でその社屋に入れなくなったなど、元データやバックアップのデータに触れることが出来なくなった時にすぐに業務を再開することが出来なくなってしまいます。
実際、昨年の東北地方の震災の際に元データもバックアップを同じ場所にあったがゆえに両方ともダメになった。というお話もあります。
ですので、最近はバックアップの一手段としてクラウドサービスなどを活用される企業も存在しています。
クラウドサービスを利用される際も利用規約やセキュリティの取り組みなどをきちんと確認した上で契約しなければなりませんが、バックアップを取る上でこういったことも今後は気をつけなければならないことであると感じています。
LRMでは情報セキュリティを推進していく上での専門家が集まっていますのでプライバシーマークやISMSのコンサルティングの中でこういったご相談にのることも可能です。