プライバシーマーク(以下、Pマーク)の認証取得、維持において最も重要なポイントの1つとなるのが教育です。
個人情報保護について従業員へ実施するものになります。
教育内容については規格であるJISQ15001:2006の3.4.5のなかで決められていますので、そこに記載されている趣旨に則り教育を行う必要があります。
また、基本的な教育実施の流れについても規格において「計画書」を作成し、教育を実施し、「実施記録」を残す。という流れが必要になってきます。
規格で流れまではある程度分かるのですが、実際の教育の実施については実はある程度自由が利きます。
教育の実施方法
では、どのような手段で教育を実施するかですが、方法としては以下のようなことがあります。
- 集合研修
- 配布しての自習
- eラーニング
などが挙げられます。
内容については規格であるJISQ15001:2006にある程度拘束されますが、その手段については特段決められていないので自由が利きます。
また、対象者によって手段を分けることも可能です。
社外取締役はテキストを配布しての自習にしたり、社員は集合研修にしたり、対象者が触れる個人情報の重要度等によってわけることも可能です。
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