こんにちは。
今回は、プライバシーマークを取得する皆さんがちょっと気にしているかもしれないことについてお伝えしたいと思います。
プライバシーマーク審査機関について
プライバシーマークをは、複数の資料を作成し、審査機関に資料を提出して、審査を受けて、晴れて取得することができます。
さて、審査を受けるとは言いつつ、結局のところ審査機関はいくつぐらいあって、どの審査機関で審査を受ければ良いのか迷われるお客様も多くいらっしゃいます。
そこで今回は、簡単にプライバシーマークの審査機関の種類や、現在の審査事情についてお伝えします。
審査機関数
現在、プライバシーマークの審査機関は19あります。
基本的には、北海道や東北、関西、九州など、各地方に1つ審査機関が存在します。
なお、地方の審査機関は、業種に縛りを設けておらず、どんな業種の事業者でも受け付けてくれます。
地方に本拠点を構えているお客様はそちらの審査機関へ申請し、審査を受審します。
また、東京には審査機関が集中しています。全19の審査機関の内、実に13の審査機関があります。
これはPマークを取得する事業者が東京に集中していることも1つの理由と考えられますが、特定の業種を対象とした審査を実施している審査機関が存在しているということもあります。
印刷業務を行っている事業者を対象としている審査機関、情報システム関連の事業者を対象としている審査機関など、多種多様な審査機関があります。
もちろん、どんな業種の事業者でも受け付けてくれる審査機関もあります。
詳細については、以下をご確認ください。
JIPDEC「プライバシーマーク指定審査機関一覧」
審査機関概況
さて、気になる現在の審査機関概況ですが、地方にある審査機関は比較的早いうちに審査に来てくれます。
仮に2017年2月末に地方の審査機関へ申請した場合は、2017年4月中旬~4月末頃に現地審査を受けることが可能です。
急に混み合った場合は審査日が延びる可能性がありますが、2ヶ月ということを1つの目安にして下さい。
では、東京にある審査機関についてですが、特定業種の審査を実施している審査機関を除いて、現在は申請してから約3か月後に現地審査を受けるという流れです。
仮に2017年2月末に審査機関へ申請した場合には、2017年5月~6月初旬の現地審査となります。
混み合っている理由が特に明確になっているわけではありませんが、やはりプライバシーマークを取得する事業者が東京に集中しているというのは1つの原因かと思います。
今後は個人情報保護法が改正され、プライバシーマークを取得する事業者が増えていく可能性がおおいに考えられます。
例えば「2017年7月中には取得したい!」と考えている場合、東京に拠点を置いているお客様は今すぐにでも申請をしないと2017年7月中取得に間に合わない可能性もおおいに考えられますので、可能な限り早く申請することが重要です。(2017年2月現在)
審査機関の混み具合は日々変動していますが、今回のブログ記事を参考に、取得目標月から逆算して取得を目指しましょう。
それでは!