LRMで行うISMS内部監査の流れ
そもそも内部監査とは
- ISMS認証取得お取り組みにおけるPDCAの、C(check)にあたる項目
- 日々の業務で、自社の情報セキュリティルールを守れているかをチェックする監査
- お客様のオフィスなどにコンサルタントがお伺いして、1部署ずつ簡単な業務ヒアリングと、内部監査を実施
所要時間
ヒアリングは、各部署の担当者1人のみでOK
- 担当者は、部署全体の業務流れを把握している方なら誰でもよい。
基本的にお客様側での準備物は不要
- 業務を説明できる資料(業務フロー図)などが既存であるならば準備するとよい。
担当者が内部監査で対応する項目
- 口頭での質問対応
- 実際の業務で使っている執務室(作業場)や、ツール・サービスなどを可能な範囲でコンサルタントに紹介
- 個人情報等の外部に見せられないものがある場合は、コンサルタントにその旨を伝えてOK
実際の流れ
(1) 監査についての説明
お客様側の対応者 |
部署の担当者(責任者)、 事務局(ISMS認証取得お取り組みをメインで担っている方々)(任意での参加) |
対応場所 |
会議室など |
(2) 業務ヒアリング(10分)
- 部署の業務流れなどを確認
- 部署の人数確認
- 以下文書を参考に業務内容の確認
- 情報資産をとりまとめた台帳 ※名称:情報資産管理台帳など
- リスクをとりまとめた台帳 ※名称:リスク管理台帳
お客様側の対応者 |
部署の担当者(責任者)、事務局(任意での参加) |
対応場所 |
会議室など |
(3) 内部監査(15分)
ヒアリング項目例
- 一日の流れ(業務内容)
- 部門内での役割や立ち位置
- よく使用するサービス・ツールの確認
- インストール方法
- アカウント管理状況
- データの保存・管理状況
- 情報資産の取り扱い状況
- 保管場所確認
- 保管期限は、情報資産管理台帳と整合性とれているのか
- 廃棄の仕方
- 業務上、生じると困ることの確認
- 生じると困ることへの対策の有無
- 生じると困ることがリスク管理表に反映されているか
- 生じると困ることが実際に起きた際の上長への報告方法
- 社内のルールが明文化されている場所
- デスク周りや入口の鍵の物理的なセキュリティ状況
お客様側の対応者 |
部署の担当者(責任者)、事務局(任意での参加) |
対応場所 |
実際の業務で使っている執務室(作業場) |
(4) 監査まとめ(5分)
対応内容
- インタビュー結果(良かった点や改善した方がよい点)を部署の担当者(責任者)と事務局に報告
- 監査報告書へ記載する監査結果内容の確認
お客様側の対応者 |
部署の担当者(責任者)、事務局 |
対応場所 |
実際の業務で使っている執務室(作業場)や会議室など |
(1)~(4)を監査対象部署全部に行い、現場内部監査終了です。
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