今回ご紹介するのは、引越荷物の運送やデパートの宅配など、多角的な事業を展開されているシモハナ物流株式会社様の事例です。
ご依頼頂いたコンサルティング内容は、同社が新規事業として手がける「文書保管事業」におけるISMS認証の新規取得でした。

守るべきは10万件の「情報」

同社は、広島を中心に様々な事業を展開してこられましたが、その中での顧客要望を踏まえてお客様の大事な機密文書を補完する同事業を新たに開始されました。
同サービスの利用者もクチコミなどで次第に増加し、弊社がコンサルティングを行った時点(2013年)で既に約10万件規模の文書を預かるサービスへと発展していました。
当時にお考えだった中四国へのマーケティング活動本格化に向けて、弊社にISMS新規取得をご依頼頂きました。

自社の希望に対し、「柔軟に」応えてくれるコンサルティング会社

同社がコンサルティング会社を選定される際に、重視された要素があったそうです。

それは、自社の要望に柔軟に応えてくれること。

今後の事業展開に合わせた体制をゼロから構築する上では、ISMSの規格を満たしつつ、実態に合わせたシステムを構築する必要があると考えていた、そんな風におっしゃいます。

その中で、弊社のWebサイトに記載していた「（ISMSの型に嵌め込むのではなく）ISMSを活用して企業がやりたいことを実現する」というフレーズに共感して頂いたことが、お付き合いのきっかけです。

打ち合せ曜日変更も大工仕事も「柔軟」に

ご依頼頂いた当初は、月に2回ほど、平日に打合せを行っていました。
しかし、お客様が平日にまとまったお時間を取りづらくなってからは、すぐさま土曜日のお打ち合せに変更するよう、柔軟に対応しました。

また、ISMS認証取得に向けて、お客様の事務所において、棚の目隠しといった日曜大工（！）の必要が生じた際も、大工仕事の経験があった弊社コンサルタントが材料選びから柔軟にお付き合いしました。

相手の状況や意向、思いを汲み取ってのコンサルティングは、泥臭いかもしれませんが、最もお客様にご満足頂ける方法でもあります。

ISMS/ISO27001取得にご興味をお持ちのお客様は、ぜひ一度ご相談くださいね。
それでは。