監査の計画
監査の計画を立てる際にはどのようなことに注意すればよいのでしょうか。
考慮する内容として以下の項目があります。
- 監査の目的
- 監査の範囲
- 監査の基準
- 監査を実施する場所
- 日時
- 監査の方法
年間計画を立てる
監査についての詳細を決めるのはとても重要ですが、年間計画を別に作成する会社も多いようです。
年間計画として「いつ頃に実施するか」「監査の目的」「監査の対象部門」「監査の担当者(監査員)」などを作成し、社長の承認を得たあとで、各部門長へ計画書として配布します。
担当者を割り当てる
これは監査の責任者の他に監査員を配置している会社の話になります。
注意点として監査員の所属する部門と監査の対象部門は別とする、すなわち、自分の部署は監査しないよう考慮する必要があります。
理由は「監査の公平性を保つため」「客観的な監査を実施するため」です。
これは自分の所属部門だと甘く見てしまう。第三者の目線で監査できない。といったことを防ぐための配慮です。
監査員を配置する際は所属部門にも注意しましょう。
大きな組織の場合は監査員の人数も複数名になることがあります。
監査員を名簿等で管理している場合は異動などがあった場合、管理簿の見直しも実施した方がよいでしょう。