普段、カフェによく行くのですが、仕事柄、「危ないよ~…」と思うことがよくあります。
そこで今日は、カフェでよく見る気をつけた方がいいセキュリティリスクを考えてみます。
カフェでのリスクあるある
1. スマホやパソコンが置きっぱなし
カフェに入ったときまず席を取っておくためにテーブルにスマホを置いている人をよく見かけます。
また、一瞬トイレで席を立つときにスマホやパソコンを置きっぱなしにしている人も多いです。
上記のような行動の背景には、「周りにも人がいっぱいいるし大丈夫でしょ」「一瞬だから取られはしないでしょ」という考えがあるのではないでしょうか。
ここで一つ質問です。
皆さんはカフェにいるときに周りを注意深く見ていますか?
「NO」という回答の方がおおいのではと思います。
皆さんがNOと思うように、周りの人も思った以上に他の人のテーブルなんて見ていません。
ということは、テーブルに置かれているスマホやパソコンを怪しい人が取ったとしても、気づいてもらえる可能性は低いということです。
たったの2~3分と思うかもしれませんが、その2~3分で大切な情報が盗まれる可能性があることを意識しましょう。日本はまだ平和ですが、海外であれば盗難リスクはより高まることも考えられます。
このリスクには以下の対策をおすすめします。
- 少しでも外で席を離れる際には、持ち運ぶようにする
- 席を取っておく時には、ハンカチやティッシュなど、人が触れても問題ない物を使う
2. カフェでパソコンを開いて作業する
カフェでパソコンを開いて作業している人ってなんだかかっこいいですよね。
私も以前はそう思っている一人でした。
ただ、よくよく考えてみると、そのパソコンの作業画面って簡単に覗き込むことができませんか?
ということは、他の人も自分のパソコン画面を覗くことは簡単にできるということです。
出先で中途半端に時間が余ると作業したくなる気持ちもわかりますが、オフィスより、自宅より、どこよりも第三者が簡単に情報を見られる状況にあるということに注意が必要です。
このリスクには以下の対策をおすすめします。
- カフェなどでは、重要な情報を開かない
- 壁が背中になる席を選ぶ
- 覗き見防止フィルターを使う
3. 業務に関わる話をする
カフェで普通にお茶をしていると、近くの席から「○○社が~」などと聞こえてくることがよくあります。
一般的なニュースの話をしているだけであれば問題ないのですが、もし、その話が会社の業務に関わる話、契約に関わる話などの場合、会社の信頼などに影響を与えてしまう可能性もあります。
他の席の会話に注目して聞いていることはもちろんあまりないでしょうが、聞いていなくても意外と耳に入ってくるものです。
このリスクには以下の対策をおすすめします。
- そもそも第三者がいる空間で業務に関する話をしない
- 話をする必要がある場合、イニシャルや隠語などを使う
まとめ
今回は、カフェでよく見るセキュリティリスクについて簡単に考えてみました。
「あまり意識していなかったけど、実はセキュリティリスクにつながる行動」をしている可能性は十分にあります。
また、これは会社員に関わらず個人事業主などの方にも関わってくる問題です。
今一度自分の作業環境を考えてみましょう。