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はじめに

こんにちは。LRM株式会社採用担当者の藤居です。

学生にとっては就職活動、企業にとっては採用活動、いずれの側面から見た場合でも欠くことができないのが面接です。

今回は、その面接をより有意義なものとするべく、私が心がけていることを書いていきたいと思います。

1.リラックスできる環境づくり

採用担当者が「自己紹介をしてください」「自己PRをお願いします」などと述べ、学生が「●●大学から来ました◆◆です」「私の長所は3つあります。一つは・・・」などと述べる、そういった型通りの面接が大嫌いです。

これは、私が少数精鋭のベンチャー企業に属していることにも由来しますし、恐らく性格から来る要素も強いと考えています。

いずれにせよ、そのような形式的なやり取りで得られるものは多くありません。お互いに予定調和のやり取りを行うくらいであれば、最初っからエントリーシートや履歴書に書いてもらっておけばいいわけです。

それよりも、企業側も学生側も、忙しい中の1時間をお互いのために割いているわけなので、お互いに素の部分を見せ合うことが重要ではないでしょうか。

そのために、面接中はゆったりした音楽をかける、こちら(企業)側も包み隠さず話すという旨の宣言、最初は軽い話題から面接に入る、などなど、学生と企業双方がリラックスして話に臨めるような環境づくりに心を砕きます。

2. 不利益を隠さない

就職活動、採用活動は、企業と学生間におけるより良いマッチングを行うための「商談」であり、商談である以上、そこには相互理解のプロセスが必要であると考えます。

そして、そんな相互理解のプロセスを阻害する要因の一つが情報の非対称性です。

情報の非対称性
「売り手」と「買い手」の間において、「売り手」のみが専門知識と情報を有し、「買い手」はそれを知らないというように、双方で情報と知識の共有ができていない状態のことを指す。

Wikipediaより

よって、面接の冒頭において、私は「今いくらもらっているか」以外は全部お話する(笑)という旨を最初に伝えます。

中途半端に情報を隠したり出し惜しみしたりすることは、一見すると企業優位に物事を進められそうですが、無駄な質疑応答を増やしたり、くだらない会話の駆け引きに時間を費やす必要が生じたりと、最終的には企業・学生双方にとって望ましくない結果をもたらします。

企業側としてしっかり情報を開示しつつ、加えて、本音でしゃべってもらえるように、学生側の信頼を勝ち得ることが重要です。

おわりに

弊社では、お互いに心から納得できる選考プロセスを実現していきたいと考えており、「今日は何件の面接があるのか?」と数で測るのはなく「今日はどんな学生さんと会えるのか?」という点に重きを置いて、面接をセッティングしています。

そうすると、一回一回の面接が真剣勝負になるので、非常に疲れますし、一見すると効率的ではないようにも見えますが、長期的に見て、企業と学生双方にとって最適な答えを導くことが可能になると考えています。

ご興味をお持ちいただけた学生さんからのエントリーを、心からお待ちしています。

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有意義な面接を実現するために心がけている2つのポイント

カテゴリー: 新卒採用

はじめに

こんにちは。LRM株式会社採用担当者の藤居です。

学生にとっては就職活動、企業にとっては採用活動、いずれの側面から見た場合でも欠くことができないのが面接です。

今回は、その面接をより有意義なものとするべく、私が心がけていることを書いていきたいと思います。

1.リラックスできる環境づくり

採用担当者が「自己紹介をしてください」「自己PRをお願いします」などと述べ、学生が「●●大学から来ました◆◆です」「私の長所は3つあります。一つは・・・」などと述べる、そういった型通りの面接が大嫌いです。

これは、私が少数精鋭のベンチャー企業に属していることにも由来しますし、恐らく性格から来る要素も強いと考えています。

いずれにせよ、そのような形式的なやり取りで得られるものは多くありません。お互いに予定調和のやり取りを行うくらいであれば、最初っからエントリーシートや履歴書に書いてもらっておけばいいわけです。

それよりも、企業側も学生側も、忙しい中の1時間をお互いのために割いているわけなので、お互いに素の部分を見せ合うことが重要ではないでしょうか。

そのために、面接中はゆったりした音楽をかける、こちら(企業)側も包み隠さず話すという旨の宣言、最初は軽い話題から面接に入る、などなど、学生と企業双方がリラックスして話に臨めるような環境づくりに心を砕きます。

2. 不利益を隠さない

就職活動、採用活動は、企業と学生間におけるより良いマッチングを行うための「商談」であり、商談である以上、そこには相互理解のプロセスが必要であると考えます。

そして、そんな相互理解のプロセスを阻害する要因の一つが情報の非対称性です。

情報の非対称性
「売り手」と「買い手」の間において、「売り手」のみが専門知識と情報を有し、「買い手」はそれを知らないというように、双方で情報と知識の共有ができていない状態のことを指す。

Wikipediaより

よって、面接の冒頭において、私は「今いくらもらっているか」以外は全部お話する(笑)という旨を最初に伝えます。

中途半端に情報を隠したり出し惜しみしたりすることは、一見すると企業優位に物事を進められそうですが、無駄な質疑応答を増やしたり、くだらない会話の駆け引きに時間を費やす必要が生じたりと、最終的には企業・学生双方にとって望ましくない結果をもたらします。

企業側としてしっかり情報を開示しつつ、加えて、本音でしゃべってもらえるように、学生側の信頼を勝ち得ることが重要です。

おわりに

弊社では、お互いに心から納得できる選考プロセスを実現していきたいと考えており、「今日は何件の面接があるのか?」と数で測るのはなく「今日はどんな学生さんと会えるのか?」という点に重きを置いて、面接をセッティングしています。

そうすると、一回一回の面接が真剣勝負になるので、非常に疲れますし、一見すると効率的ではないようにも見えますが、長期的に見て、企業と学生双方にとって最適な答えを導くことが可能になると考えています。

ご興味をお持ちいただけた学生さんからのエントリーを、心からお待ちしています。

Author: 藤居 朋之
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