はじめに
こんにちは。LRM株式会社採用担当者の藤居です。
前の記事で、就活の面接を思い通りにコントロールする基本テクニックをお伝えしましたが、本記事では、それらをさらに一歩押し進めた、上級者向けのテクニックをご説明します。
就活に限らず、実際のビジネスの現場や、日常の人間関係でも役に立つことがあるかもしれませんが、やや「黒い」内容となっていますので、ご自身がそういったテクニックを実践していることを周りの方に悟られないようにご注意くださいね。
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1. 相手(面接官)の立場を把握しよう!
採用担当者、人事担当者と一言で言ってしまうとそれまでですが、企業によって、または個人によって、それら採用担当者、人事担当者が置かれている立場は千差万別です。
しかし、共通している点もあります。
それらの担当者は、いずれも組織における構成員の一人であり、組織の力学に従って各種行動や判断を行っている、という点です。
※社長や役員が、直接、採用選考に関わっているケースを除きます。
・その組織では、加点方式で評価されるのか?減点方式で評価されるのか?
・その担当者は、上司に褒められたいのか?怒られる事態を避けたいのか?
・その面接官は、同じ職場で働くことになるのか?別の職場で働くことになるのか?
上記のような様々な要因によって、面接官の行動原理や判断基準が異なります。
むやみやたらに受け答えをするばかりではなく、余裕を持って、会話の端々から目の前の面接官が置かれている立場を把握するようにしましょう。
2. 相手(面接官)の「Next Action(次の行動)」を予測しよう!
面接官が置かれている立場を理解したら、次は、面接官の行動を予測しましょう。
行動予測と言っても、難しいことではありません。
要は「自分の面接が終了した後、その面接官は何をするだろうか?」ということを妄想するだけです。
もし面接官が若手の人事社員であれば、その面接結果を人事部の部長やマネージャーに報告することでしょう。
であれば、面接においてはなるべく理路整然とした受け答えを心がけていれば、当該の面接官も部長・マネージャーに共有しやすくなり、他学生と比べて密度の高い結果報告が期待できます。
他方、もし面接官が部長やマネージャーなどの決裁権を有していそうな役職者であれば、ロジカルな受け答えはもちろんですが、それ以上に「その面接官とフィーリングが合うか否か」も重要な着眼点です。
なぜなら、それらの役職者は、面接結果を誰かに報告することなく、自分自身で採否を決定できる権限を有しているケースがほとんどなので、その判断において自身が好意的に捉えられるように動かなければなりません。
人は決して正論だけでは動きませんし、合理的な判断ばかりがくだされるわけでもありません。
相手の立場を見極めて、自分にとって有利な行動を促せるような面接のシナリオを組み立てていきましょう。
3. 相手が好意を向けたくなる対象者を演じよう!
おべっかを使え、というわけではありません。
自分自身の見せ方を、相対している面接官に合わせて少しずつ変えてみよう、という話です。
人によって好意を向けたくなる対象者は異なりますが、ある程度は共通する原則があります。
たとえば、自身が22歳の男子学生であるとして、面接官が28歳くらいの男性社員であるならば、「ちょっと年の離れた弟」のように思ってもらえれば、お互いに話もしやすくなるでしょう。
他方、もし面接官が50歳くらいの女性役員である場合は、息子との会話を楽しんでもらえるような雰囲気を形成できれば、他の就活生に対してアドバンテージを得ることができるでしょう。
相手が最も親近感を覚えるのはどんな立ち位置の人間なのかを見極め、話し方や振る舞いをそれに寄せていくことで、面接の通過率を底上げできるばかりではなく、面接自体を楽しむこともできるようになります。
おわりに
いかがでしたか?
ぶっちゃけた話、それなりの戦略を持って臨めば、内定なんていくらでも手にできます。
しかし、大事なことは、「自分が行きたいと思える会社からの内定を手にすること」です。
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