Sさん(某ソフトウェア開発ベンチャー内定、1社中1社内定)
「内定おめでとうございます。内定出るのすごい早かったですね」
Sさん「うん。ありがとう。結局一社しか受けてないんだけどねw」
「すごい…どんなことやったんですか?」
Sさん「就活の情報っていろいろ溢れてるじゃん?それで、もう何していいかわからなかったから、とりあえず会社のWebページとその会社が開発してる製品のWebページ、全部印刷した。100ページぐらい」
「え」
Sさん「それで、わからない単語にマーカー引いて、ネットで全単語調べた。Wikipediaとか使って。それでもわからない単語を面接で聞いた。面接では無双だったよ」
「受験勉強ですか」
Nさん(某メーカー内定、何社受けたかは不明)
「就活お疲れ様ー。大変だった?」
Nさん「うん。いろいろ頑張ったよ」
「対策とか何したの?」
Nさん「俺、経営学部だから、財務の勉強とかしてるんよ。だから、受ける会社の財務諸表を丸暗記した」
「え」
Tさん(某ゲームメーカー内定、何社受けたかは不明)
「就活大変だったよね」
Tさん「うそ?俺的にはけっこう面白かったけどなー」
「あ、そういうタイプですか。対策とかやった?」
Tさん「いや、とある会社の人事の人が、就活対策本読んでる人は嫌いって言ってたから、何も対策してない」
「へーそうなんだ。なんか面白いことしたの?面接中とか」
Tさん「ある会社の面接で、パソコン使って3分で自己PRプレゼンしてもらいますって、事前に言われてたんだけど、パワーポイントだと他の人達と同じで面白く無いから、動画作った。3分間の動画。CMみたいなの。」
「すご、動画作れるんだ」
Tさん「いや、このために1から勉強した」
「まじか」
Tさん(某中堅金融機関に内定、1社中1社内定)
「内定おめでとう」
Tさん「ありがとう」
「1発1中ってすごいよな?なんか対策したの?」
Tさん「いや、元々公務員になる予定だったんだけど、一般企業も面白そうだなーと思って適当に受けたら受かっちゃった」
「天才か」
※身バレ防止の為、一部フィクションを混ぜています。