はじめに
こんにちは。LRM株式会社取締役の藤居です。
皆さんはどのようにモチベーションを管理されていますか?
私たちは人間なので、テンション爆アゲ状態が続くこともあれば、「おれなんてミジンコや、ゾウリムシや、ミドリムシや・・・いや、光合成して酸素を吐きよる分だけミドリムシのほうがマシや・・・」というダウン状態のときもあると思います。(ありますよね?)
ただ、テンション高めな状態の方が仕事が捗る(もしくは捗っているように感じられる)のも事実ですので、強制的に自分自身をアッパー系に持っていけるような、独自のスイッチを持っているといいですよね、というお話です。
好きなジャンルは「医療系」
のっけから自分語りで恐縮ですが、私は、医療系のドラマや漫画、小説が大好きです。
医龍、神々のカルテ、フラジャイル、ブラックジャック、ブラックジャックによろしく、コード・ブルー、・・・
好きな作品を挙げろと言われれば、枚挙に暇がありません。
医療の最前線に焦点を当てた作品も、医師や技師の内面をえぐり出す作品も等しく好きです。
なので、「自分のテンションが落ちているな」とか「ちょっと仕事がマンネリ気味だな」という際には、上記で挙げたような作品の好きなシーンを読み返したり見返したりして、自分の気分を奮い起こします。
特に好きなシーンに思いを馳せてみると、医師の先生方が患者に対して全身全霊で向き合っているような描写を非常に気に入っていることに思い至りました。
患者が助かっていようが助かっていまいが、医師の思いが通じていようが通じていまいが、とにかく、眼の前の仕事に全身全霊で向き合っている姿勢に惹かれているみたいです。
「医療系」の作品が好きな理由
もちろん、他の職業を描いたドラマや漫画にも、全身全霊で自身の仕事に励む魅力的なキャラクターは数多く存在します。
ただ、医師が主役として描かれることの多い医療系の作品は、キャラクター達のミスや手抜かりは、即、患者の落命や重篤な疾患に直結するハードな世界であることがほとんどです。
そこで振り返ってみれば、私自身の手がける仕事はどうでしょうか?
これまでの経験してきたいずれの職種・職場においても言えることなのですが、私がミスをしても人が死ぬことも(たぶん)ありませんし、私の手抜かりによって一生の傷を負う人は(たぶん)出ていません。
また、たとえ失態を犯したとしても、その多くのケースにおいて、謝れば済みます。金銭的な補償で解決し得ます。そしてそのまま次の日も同じように仕事を続けていくことができます。
そうです。私の仕事は、非常に平和で、言ってみればぬるま湯なんです。
だからこそ、常に自問自答し続けなくてはなりません。
- 自分の仕事を誇れるか?
- 自分の仕事を卑下してしまうようなことはないか?
- 自分の仕事が日本と世界を一歩でも良くしていると胸を張れるか?
医師や警察をはじめ、自身の働きが誰かの生死に直結し得るようなハードな仕事に就いておられる方たちと向き合ったときに、上記の自問に対し、どれか一つでもNoと答えざるを得ない状況であるならば、私にはまだ頑張れる余地があるはずです。
終わりに
医療系の作品に触れると・・・
知らず知らず満足していた現状を一蹴してくれます。
知らず知らず作り上げていた「頑張っている自分」を打ち壊してくれます。
そして、知らず知らず、全身全霊を尽くしているからこそ見えるその境地に自分も辿り着きたいと思わせてくれます。
だから、私は医療系のドラマや漫画、小説が大好きです。
皆さんは、どんなドラマを見た時に、どんな漫画や小説を読んだ時に、モチベーションが上がりますか?