「忙しい!死ぬ!」というときに心がけたいこと

fujii
藤居 朋之 記事一覧
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はじめに

こんにちは。採用担当の藤居です。

のっけから何を言うんだという感じですが、忙しいです。

もっとも、「忙しい」のはベンチャー企業が背負う宿命であって、忙しくないベンチャー企業などという白いカラスは存在しないのかもしれませんが。

というわけで(どんなわけだ)、今回は、「忙しさ」やその周辺に関するよもやまについて述べてみたいと思います。

傍目にも見える「多忙さ」がもたらす弊害

忙しいとアドレナリンがどばどば出ます。

働いている実感を得られて自己肯定感の向上に繋がります。

また、日本社会においては、「多忙さ」は、他のあらゆるを免れ得る免罪符のように扱われることもあります。

そうなんです、これはあまり声高に叫ばれませんが、忙しいというのは、ある種の麻薬でもあります。

ただ一方で、多忙な人は、例えば次のような弊害も同時にもたらします。

  • 多忙であることを主張する人には話しかけづらい。
    結果として、社内コミュニケーションが滞る。
  • 多忙であることを主張する人には仕事を依頼しづらい。
    結果として、社内の他メンバーに対するしわ寄せがくる。
  • 多忙であるが故に、業務を抱え込んでしまう。
    結果として、複数名が関わるプロジェクトや業務のボトルネックになってしまう。

などなどなど。

多分に自戒を込めた上での列挙ですが、共感いただける方が多いのではないでしょうか。

そんな状況に陥らないためには、それこそスケジュール管理、タスク管理、プロジェクト管理などの手練手管を用いて業務を効率化する、抱えている作業の総量規制を行うなど、各種ビジネス書などで述べられているような手法を駆使する必要があります。

また、会社全体として業務改善に取り組むことも重要ですね。

それでも忙しいときは忙しい

とは言え、どれだけスキルを磨いても、どれだけ会社組織を改革しても、外部要因や予測不可能な事態によって、(忙しく)なるときは(忙しく)なるものです。

そんな時に、私が心がけていること(実践していること、とは言いません。出来ていないかもしれないので。と言うかたぶん出来ていないので・・・)は、例えば次のような事項です。

「忙しい」と口にしない

これは私の勝手な信念ですが、「忙しい」と口に出すことは負けだと思っています。

それは、業務量の調整や効率化、スケジューリングで自身の努力が及ばなかったゆえの事態なので、その結果である忙しさをこれ見よがしに述べることは避けようと考えている、ということです。

また、人間の思考は、発する言葉によって規定される部分も大きいと考えており、つまり「忙しい」と口にしてしまうと、自身の思考が「あぁ、私は今は忙しいのか」と認識してしまい、前述したような弊害をもたらすことを肯定してしまう場合があります。

あえて空白の時間を設ける

忙しい時にこそ、「空っぽ」の時間を設けたいものです。

週のうちどこかの曜日でも、1日のうちどこかの時間帯でも構いませんが、何かしらの空白をスケジュールに確保します。

イレギュラー対応に充てるもよし、何もせずボーっとするもよし、いずれにしても「明確な予定が存在しない時間」を作ることは、そのまま心の余裕にも直結すると思います。

「忙しさ」を外に出さない

これは、特に同僚や後輩、部下との関わりが多い方限定かもしれませんが、とにかく傍目にも忙しい人は、周囲に気を遣わせます。

それがダメだとは言いませんが、結果として必要以上に周囲を萎縮させることは避けるべきでしょう。

特に、複数の業務を抱えていたり、後進の指導を任せられている場合、忙しいのであれば、なるべく先回りしてそのための時間を確保したり、対面のコミュニケーションではなくWeb会議や電話ミーティングで代用したり、何かしらの対応措置を講じることに注力すべきです。

キツいときはキツいと言う

前項の内容と背反するようにも見えますが、一般的に、忙しい状況は過大なストレスに繋がります。

私自身はワーカホリックを自認していますが、それでももしかすると、というか恐らく、無意識的にはやはり心因的なダメージを負っている可能性もあります。

ですので、キツいときは早めにアラートを発しましょう。

特に、多忙に陥りがちな人は、良かれ悪しかれ、周囲から頼りにされているケースが多いです。

そんな状態ではなかなか「キツい」と言いづらいかもしれませんが、自身の体調や健康の方がもちろん大事です。

また、そんなアラートを発することに罪悪感を覚える場合は「ここでキツいと声を上げず、結果的に業務が立ち行かなくなってしまうと、かえって周囲に迷惑をかけるから」と自身を納得させてください。

おわりに

だらだらと語ってきましたが、私自身は、自身の置かれている現状を、忙しいか忙しくないか、ではなく、楽しいか楽しくないか、で判断していることが多いように思います。

で、忙しくない状態は、個人的には総じて楽しくない状態であることが多いので、つまり生じ得る事態は「忙しくて、楽しい」「忙しいけれど、楽しくない」の二択です。

前者の状態をキープできるように、会社としても個人としても成長していきたいところです。

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「忙しい!死ぬ!」というときに心がけたいこと

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はじめに

こんにちは。採用担当の藤居です。

のっけから何を言うんだという感じですが、忙しいです。

もっとも、「忙しい」のはベンチャー企業が背負う宿命であって、忙しくないベンチャー企業などという白いカラスは存在しないのかもしれませんが。

というわけで(どんなわけだ)、今回は、「忙しさ」やその周辺に関するよもやまについて述べてみたいと思います。

傍目にも見える「多忙さ」がもたらす弊害

忙しいとアドレナリンがどばどば出ます。

働いている実感を得られて自己肯定感の向上に繋がります。

また、日本社会においては、「多忙さ」は、他のあらゆるを免れ得る免罪符のように扱われることもあります。

そうなんです、これはあまり声高に叫ばれませんが、忙しいというのは、ある種の麻薬でもあります。

ただ一方で、多忙な人は、例えば次のような弊害も同時にもたらします。

  • 多忙であることを主張する人には話しかけづらい。
    結果として、社内コミュニケーションが滞る。
  • 多忙であることを主張する人には仕事を依頼しづらい。
    結果として、社内の他メンバーに対するしわ寄せがくる。
  • 多忙であるが故に、業務を抱え込んでしまう。
    結果として、複数名が関わるプロジェクトや業務のボトルネックになってしまう。

などなどなど。

多分に自戒を込めた上での列挙ですが、共感いただける方が多いのではないでしょうか。

そんな状況に陥らないためには、それこそスケジュール管理、タスク管理、プロジェクト管理などの手練手管を用いて業務を効率化する、抱えている作業の総量規制を行うなど、各種ビジネス書などで述べられているような手法を駆使する必要があります。

また、会社全体として業務改善に取り組むことも重要ですね。

それでも忙しいときは忙しい

とは言え、どれだけスキルを磨いても、どれだけ会社組織を改革しても、外部要因や予測不可能な事態によって、(忙しく)なるときは(忙しく)なるものです。

そんな時に、私が心がけていること(実践していること、とは言いません。出来ていないかもしれないので。と言うかたぶん出来ていないので・・・)は、例えば次のような事項です。

「忙しい」と口にしない

これは私の勝手な信念ですが、「忙しい」と口に出すことは負けだと思っています。

それは、業務量の調整や効率化、スケジューリングで自身の努力が及ばなかったゆえの事態なので、その結果である忙しさをこれ見よがしに述べることは避けようと考えている、ということです。

また、人間の思考は、発する言葉によって規定される部分も大きいと考えており、つまり「忙しい」と口にしてしまうと、自身の思考が「あぁ、私は今は忙しいのか」と認識してしまい、前述したような弊害をもたらすことを肯定してしまう場合があります。

あえて空白の時間を設ける

忙しい時にこそ、「空っぽ」の時間を設けたいものです。

週のうちどこかの曜日でも、1日のうちどこかの時間帯でも構いませんが、何かしらの空白をスケジュールに確保します。

イレギュラー対応に充てるもよし、何もせずボーっとするもよし、いずれにしても「明確な予定が存在しない時間」を作ることは、そのまま心の余裕にも直結すると思います。

「忙しさ」を外に出さない

これは、特に同僚や後輩、部下との関わりが多い方限定かもしれませんが、とにかく傍目にも忙しい人は、周囲に気を遣わせます。

それがダメだとは言いませんが、結果として必要以上に周囲を萎縮させることは避けるべきでしょう。

特に、複数の業務を抱えていたり、後進の指導を任せられている場合、忙しいのであれば、なるべく先回りしてそのための時間を確保したり、対面のコミュニケーションではなくWeb会議や電話ミーティングで代用したり、何かしらの対応措置を講じることに注力すべきです。

キツいときはキツいと言う

前項の内容と背反するようにも見えますが、一般的に、忙しい状況は過大なストレスに繋がります。

私自身はワーカホリックを自認していますが、それでももしかすると、というか恐らく、無意識的にはやはり心因的なダメージを負っている可能性もあります。

ですので、キツいときは早めにアラートを発しましょう。

特に、多忙に陥りがちな人は、良かれ悪しかれ、周囲から頼りにされているケースが多いです。

そんな状態ではなかなか「キツい」と言いづらいかもしれませんが、自身の体調や健康の方がもちろん大事です。

また、そんなアラートを発することに罪悪感を覚える場合は「ここでキツいと声を上げず、結果的に業務が立ち行かなくなってしまうと、かえって周囲に迷惑をかけるから」と自身を納得させてください。

おわりに

だらだらと語ってきましたが、私自身は、自身の置かれている現状を、忙しいか忙しくないか、ではなく、楽しいか楽しくないか、で判断していることが多いように思います。

で、忙しくない状態は、個人的には総じて楽しくない状態であることが多いので、つまり生じ得る事態は「忙しくて、楽しい」「忙しいけれど、楽しくない」の二択です。

前者の状態をキープできるように、会社としても個人としても成長していきたいところです。

Author: 藤居 朋之
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