(福岡市公式HP)
概要
福岡市で、メールの誤送信が発覚しました。福岡市財政局財産有効活用部財産活用課が所管する「ふくおか応援寄付」について、記念品を希望する寄付者に対して、記念品の送付時期を尋ねるメールを送付した際、本来宛先をBccで設定するところを誤ってToで設定し、メールアドレスが他の受信者に見える状態で送信していたことが発覚。また、メール受信者の一人が送付時期について返信をした際、「全員に返信」する設定で同課に返信をしたため、その返信者の個人情報が他の受信者にも送信されていました。同課が送信したのは27件でした。
タイムライン
2015年11月6日午後5時25分頃
メール誤送信
原因
弊社の見解
メールの送信設定の確認を怠ったことが原因と思われます。
被害
現在のところ、情報流出等の被害報告はないようです。
対応
同課は、全ての受信者に対して、メールで謝罪しました。また、「全員に返信」した送信者が誤って送信したメールの削除、並びにTo設定で送られたメールへの返信を行わないよう依頼しました。「全員に返信」した送信者に対しては、電話で状況報告をおこない謝罪しました。再発防止策として、「電子メール送信の際には、メールアドレス及び送信方法を複数名で確認するよう徹底するとともに、個人情報の重要性を所属職員及び関係者に周知徹底する」と発表しています。
関連情報
福岡市財政局財産有効活用部財産活用課「電子メールの誤送信による個人情報(メールアドレス等)の漏えいについて」(2015/11/06)(魚拓)
Security NEXT 「メール誤送信で寄付者のメールアドレスが流出 – 福岡市」(2015/11/11)(魚拓)