概要
千葉県柏市で、生活保護費の返還金未納者の個人情報25件が記載された名簿を、対象世帯へ訪問中に紛失していたことが発覚しました。生活保護費を多く支給していた世帯に返還金の納付催告をするため、10月31日に同市職員が対象世帯を訪問。その際、携帯していた一部の名簿を紛失してしまいました。その後訪問先や経路などを捜索しましたが、名簿は発見されていないようです。
タイムライン
2015年10月31日(土)
事件発生
2015年11月9日(月)
柏市が事件を公表
原因
弊社の見解
個人情報という極めて重要な情報を持ち歩いているという意識が低かったのではないかと思われます。
被害
被害は今のところ発生していないようです。
対応
柏市は、「名簿登載者の世帯に電話連絡、訪問による事情説明、お詫び及び架空請求などによる被害に遭わないように注意喚起を行った」と発表。また、「今後、より一層、職員に個人情報保護を指導していく」と発表しています。
関連情報
千葉県柏市「個人情報の紛失について」(2015/11/09)
(魚拓)
Security NEXT「生活保護関連の個人情報含む名簿を紛失 – 柏市」(2015/11/11)
(魚拓)