概要
電子楽器の製造、販売を展開するローランドは、メールマガジンを送信した際、BCC設定ではなくTO設定となっており、メールアドレスの受信者間で他者のメールアドレスが閲覧できる状態となっていたことを発表しました。301 件のメールアドレスが受信者間で閲覧できる状態であったようです。流出した個人情報はメールアドレスのみで、他の個人情報は含まれていませんでした。
タイムライン
2016 年2 月10 日(水)
TO設定でメールマガジンを送信
原因
弊社の見解
送信メールの設定に問題があったのではないかと思われます。
被害
流出したメールアドレスの悪用などの被害は今のところ発表されていません。
対応
ローランドは対象となる受信者に対して、連絡して事情を報告し、謝罪を行うとともに、誤送信したメールの削除を依頼。また、経済産業省へも報告を行うとともに、個人情報の適正な管理と取扱いを徹底していくと発表しています。
関連情報
ローランド株式会社「メール誤送信についてのお詫びとお知らせ」(2016/02/16)
Security NEXT「メルマガ送信時にミス、メルアド流出 – ローランド」(2016/02/22)(魚拓)