概要
文京学院大学で、情報科目担当教員が学生の個人情報の記録されたタブレット端末を紛失していたことが発覚しました。紛失したタブレット端末には、同教員が2015年度に担当していた科目の履修者310人分の学籍番号、成績などが記録されていたようです。端末には、パスワードと暗号化などのセキュリティ対策が講じられていました。
タイムライン
2016年1月13日(水)
タブレット端末を紛失。
原因
弊社の見解
タブレット端末の保管方法に問題があったのではないかと思われます。
被害
現在のところ、個人情報の不正利用などは発表されていません。
対応
教員はタブレット端末の紛失発覚後、学長へ報告するとともに調査を開始。翌日の14日に最寄りの警察署に盗難届を提出しました。文京学院大学は、「セキュリティポリシーを制定し、情報の適正管理に努めてきたが、今回の件を受け、今後このような事態が発生しないように改めて周知徹底を図っていく」と発表しています。
関連情報
Security NEXT「学生の個人情報含むタブレット端末を紛失 – 文京学院大」(2016/02/18)(魚拓)