(東電公式サイト)
概要
東京電力において、顧客情報約81万件を保存したUSBメモリが所在不明になっていることが発覚しました。1月21日に電話対応状況のデータを移行するためにUSBメモリを利用したのを最後に、1月25日にカスタマーセンターでUSBメモリを利用しようとしたところ紛失していたようです。USBメモリには顧客情報約81万件が保存されており、氏名・住所・電話番号などが含まれていました。外部に持ち出された形跡はなく、USBメモリには情報セキュリティ対策が施されていました。
タイムライン
2016年1月21日(木)
USBメモリを使用
2016年1月25日(月)
USBメモリの紛失が判明
原因
弊社の見解
USBメモリの管理が不十分だったのではないかと思われます。
被害
顧客情報の流出や不正利用等は今のところ発表されていません。
対応
顧客からの問い合わせを受け付けるため、東京電力は専用フリーコールを設置しました。また、東電は「USBメモリを適正に取り扱うよう取り組んでいたが、今回の紛失を踏まえ、保護管理を徹底する。そして、管理者が貸出保管状況の確認を1日2回行い、再発防止及び個人情報の厳正的確管理に努める」と発表しています。
関連情報
東京電力株式会社「個人情報を記録したUSBメモリの紛失について」(2016/1/28)(魚拓)
Security NEXT「顧客情報81万件含むUSBメモリが所在不明 – 東電」(2016/1/29)(魚拓)