(公式サイト)
概要
情報セキュリティ会社アークンは1月12日、自社の顧客約3800社分の顧客情報が不正アクセスによって盗み出されたことを発表しました。盗まれた顧客情報の中には、会社名、住所、電話番号、メールアドレス、担当者の5項目がありました。犯人と見られる者が匿名の封書を1月4日に同社に送付しており、封書には「金銭を支払わなければ情報を公開する」と記載されていたようです。
タイムライン
2016年1月4日(月)
株式会社アークンに、犯人と見られる者が匿名の封書を送付。
2016年1月12日(火)
アークンが不正アクセスを受けていたことを報道発表。
原因
弊社の見解
不正アクセス対策が不十分だったのではないかと考えられます。
被害
現在のところ、被害は確認されていないようです。
対応
株式会社アークンは、不正アクセスを受けたシステムについて侵入原因及び被害範囲の調査を実施。また、不正アクセスにより情報が窃取された可能性のある顧客に対し、お詫びとして手紙と500円のクオカードを送付しました。今後は警察と協力し、事実関係の調査と再発防止に向けた対応を行っていく考えです。
関連情報
株式会社アークン「顧客情報(個人情報を含む)に関する恐喝未遂事件への対応について」(2016/1/12)(魚拓)
朝日新聞DIGITAL「セキュリティー会社不覚、顧客情報が流出 金銭要求届く」(2016/1/12)(魚拓)