概要
大阪市大病院の医師が、手術を受けた患者の個人情報が記載された一覧表を、帰宅途中に紛失。紛失した情報には、泌尿器科で手術を受けた患者665人の氏名や生年月日、年齢、性別のほか、病名や術式、執刀医などの医療情報が記載されていました。立ち寄り場所や交通機関に問い合わせ、警察に届出を行ったが、見つかっていないようです。
タイムライン
11月7日(土)未明
大阪市大病院の医師が帰宅途中に患者一覧表を紛失。
原因
弊社の見解
本来、院内あるいは学内で作業を行うべきでしたが、自宅で作業を行うために一覧表を持ち出したことが原因だったと思われます。
被害
現在のところ、情報流出等の被害報告はないようです。
対応
同病院は、「一覧表に記載のあった患者さまへ 11 月 10 日(火)から電話にて説明及び謝罪を行っており、追って同内容の文書を発送する」と発表。また、「今回の個人情報の紛失を厳粛に受け止め、全診療科部長が出席する基幹会議において、個人情報の取扱ルールの遵守について改めて注意喚起をするなど、個人情報の取扱いについて院内及び学内に周知徹底し、再発防止に全力をあげる」考えです。
関連情報
大阪市大病院「大阪市立大学医学部附属病院医師による個人情報の紛失について」(2015/11/10)
(魚拓)
Security NEXT「患者665人の医療情報など含む一覧表を紛失 – 大阪市大病院」(2015/11/11)
(魚拓)