こんにちは。LRM株式会社の井崎です。弊社では、クラウド型ログ管理ソフト「セキュログ」を利用して、社員のPCログを収集しています。例えば私がなにかファイルを移動したり、削除したり、インターネットでページを閲覧したりすると、そのログが全て集計され、社長に見られてしまうことになります。
我々社員からすれば、監視されているようで、一見あまりよい印象を受けないように思います。しかし、良い影響もあります。今回は、私自身がこのログ管理ソフトで実際に「管理されてみて」思った、良い点や悪い点を、思い切って書いてみたいと思います。
1、業務や作業の効率がとても向上する
普段、家のパソコンを使って個人的な作業をしていると、集中力が切れたはずみに、ついついTwitterやFacebookを開いてしまったり、ニュースサイトやキュレーションサイトを開いて、ボーッと眺めたりしてしまいます。しかし、会社ではログが管理されている限り、そんなことは一切できません。できないというか、してしまうと全てバレてしまいます!
長時間、業務に集中していると、ふと集中力が切れてしまうことは避けられません。そんなときも、ログが管理されていれば、インターネットの誘惑に惑わされずに踏みとどまり、集中力を持続させることができます。家では1時間おきぐらいにSNSを開いてしまう私ですが、会社では3時間程度ならぶっ通しで作業ができます。抑止力、といったところでしょうか。
2、セキュリティに対する意識が向上する
ログ管理ソフトでは、例えばUSBメモリにファイルをコピーしたりすると、それらが全て発覚してしまいます。他にも、ファイルを不用意にDropboxなどにコピーすると、それも全てバレてしまいます。「社内で利用するファイルは極力外部に持ち出さない」というのは当たり前のことですが、ログ管理ソフトを導入することで、この当たり前をもう一度しっかりと認識する良い機会になります。
3、管理されているという意識から、検索能力が落ちることがある
家でたまたまボーッと眺めていたキュレーションサイトで、たまたま仕事に関する面白いアイデアが見つかることがあるかもしれません。しかし、いざ会社でそのサイトをもう一度見てみようと思い、googleの検索窓にキーワードを入力した時点で、手が止まってしまうわけです。
というのも、もしそのサイトを開いてしまうと、少なくともその時点では、業務に全く関係ないサイトを見ていることになってしまうからです。「業務中に、業務に関係ないサイトを見た」というログは、誰だって残したくありません。こうして、貴重なアイデアが一つ消えることになるかもしれません。
上記3つは、私が個人的に感じたものです。実際にログ管理ソフトを導入してみると、これ以外にも、良い影響、悪い影響がいろいろと生じることでしょう。弊社が導入しているセキュログをはじめ、多くのログ管理ソフトには無料試用版が存在します。御社にも、一度試しに導入してみてはいかがでしょうか。
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