はじめに
私には就活生の妹がいます。
つい先日その妹から、「就職嫌や~なんで働かなあかんの~」と愚痴を聞かされました。
その時、私は「何甘えたことを言ってるんだ…」と思いつつ、「じゃあなんで就活してるの?」と訊ねてみると、「みんな就活しているし、あとは生きていくために働く」と妹は答えました。
妹の回答へのリアクションもそこそこに、ふと、自分自身もなぜ働いているのか、果たして今、自分の働きたい形で働けているのか、とちらっと我が身を振り返りました。
楽しめる仕事、職場を探していた就活生時代
就活生だった時の私は、「人生を楽しむ」という目標のもとに、自分が楽しめる仕事をしようと考えていました。
仕事は自分で楽しむものだ!どんな仕事、職場でも自分の心意気次第!という考えもある一方、たとえば何をしようとしてもケチを付けられ、決められたことしかできない環境などもあるので、「自分が楽しめる仕事、職場ってどんな所だろう」と日々考えながら色んな企業を見て歩いていました。
そんな時に出会ったLRMは、私の求めていたもの、具体的には下記のような良さを感じたため、選考を受け、縁があって入社しました。
- 人数が少ない分、一人一人の裁量が大きい
- やりたいと言えば、とりあえずやってみよう、と任してみる風土
- そもそも「やりたい」と気軽に言える雰囲気
- 仕事だけ頑張るのではなく、家族を大切にし、プライベートも大切にすることを勧める企業のスタンス
- 仕事は自分がやりたいだけやらせてくれる
- 一緒に働くと”面白そう”な人がいた
とは言え、思い通りにいかないときも…
ただ、やはり思い通りにいかないのが人生で、たまに業務の忙しさゆえに、目の前の仕事をこなすだけの時もあります。
気づけば定時も過ぎている…
正直、こんな日々は私にとって楽しいものではありません。
就活生のころに考えていた日々とは違います。
現実問題、仕事をしていると多忙故にこういった状況に陥ることは、世間的にも”よくあること”だと思います。
よくあることなので、仕方ないや、と思い、目の前の仕事をひたすらこなすのも一つの選択かもしれません。
ただその選択をすると、自分のやりたいことに気づけず、自分の歩みたい方向性を見誤ることもあるかもしれません。
それってなんとももったいない時間の使い方ではないでしょうか。
私は自分の時間を少しでもよりよく使いたいので、働く目的や、成し遂げたいことを見失ったまま闇雲に働きたくはないのです。
定期的に自分と向き合うことが大事
では、その働く目的や成し遂げたいことを見失ったままでいないためには、どうすればよいか。
至極当たり前ですが、定期的に自分と向き合えば良いと思います。
自分と向き合う形は人それぞれあると思います。
静かな空間で一人で自問自答しながら自分と向き合う人もいれば、人と話し、色んな角度からの意見を聞くことで自分と向き合うという人もいるかと思います。
形は色々あれど、どれも時間がかかりますし、また、向き合うのは多少なりとも労力がかかります。
そのため、忙しいとついつい、自分と向き合う時間や労力すらも割くのを後回しにしがちです。
しかし、恐らくきっと、忙しいときこそ冷静に自分と向き合い、見つめ直すことが必要なのではないでしょうか。
時間がないからこそ、自分の人生の時間を無駄にはしないよう見つめ直さないといけないと思います。
かくいう私も忙しさにかまけて、しっかりと自分と向き合う時間や労力を確保できていませんので、偉そうなことは言えないのですが、かろうじて、月に1度、少しでも自問自答によって、自分を見つめ直すことはできています。
それは、LRMでの月に1度の社長との1対1の30分面談の事前準備をするためです。
面談準備として、今月できたことや、今後の課題・やりたいことを文面にして報告する必要があります。
その際に、私は多少なりとも自分を見つめ直しています。
少しでも自分を見つめ直すたび、人生を楽しみたいという思いを再確認します。
そして、その時の自分が置かれている状況や、自分の精神状況、最近見たニュース、聞いた話、色んな要素が絡み合い、自分のやりたいことは変化していきます。
人によっては、したいこと、成し遂げたいことがブレずにずっと同じ人もいるでしょう。
やりたいことがブレる、ブレないという点は大した問題ではなく、自分を見つめなすことが、長い人生を歩む中では大切なんだと言いたいのです。
おわりに
忙しい…..と思ったら、それは自分を見つめ直すためのアラートです。
定期的に自分を見つめ直す時間を少しでも取り、本当に楽しい人生を歩んでいきたいものですね。
近々、自分でも十分な時間をとって、自分を見つめ直したいと思います。
あとは、色んな人の話を聞きつつ、自分の知見を広げてから、自分の人生の目標や、長期的にやりたいことをもう一度考え直したいと思います。
つれづれなるままに書いてしまいましたが、最後に、本人は単なる愚痴を言いたかっただけかもしれませんが、自分と向き合うことの大切さを再確認させてくれた就活生の妹には感謝です。