オーストラリアのメルボルン大学による調査で、私用インターネットの閲覧時間が総勤務時間の20%以下の場合、インターネットを私的に利用する人の方が利用しない人よりも生産性が約9%も高いということがわかりました。
しかし、ネットサーフィンって、一度始めてしまうと止まりませんよね。
ちょっと息抜きのつもりが、気が付けば一時間近く遊んでいた…というような経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
そんなネットサーフィン中毒な方たちは、上司にバレないよう様々な工夫をおこなっているようです。
カモフラージュツールを使えば咄嗟の隠蔽も可能!?
SNSや業務とは関係のないブラウザを開いて遊んでいるときに、たまたま上司が自分の後ろを通りかかった場合、あなたならどうしますか?
急いでブラウザを閉じる?あらかじめ用意していた業務と関係がありそうな別窓に切り替える?
そんなときに慌てないで済むようなカモフラージュツールというのが、世の中にはたくさん出回っています。
SNSをあたかもGoogleの検索結果画面のように見せるものだったり、画像やロゴをワンクリックで隠すものだったり、Excel画面風に見せるものだったり、ありとあらゆるツールがあり、それらを活用することでさぼりをバレないようカモフラージュすることができます。
共用PCの履歴は消しておくと安心!?
共用のPCでネットサーフィンをおこなった場合、履歴から簡単にそれらの情報が割り出されてしまいます。
そのため、検索・入力履歴をすべてきれいに消し去ることで証拠を隠滅して、さぼりをなかったことにするというカモフラージュ方法もあります。
万全を期したつもりでも、案外バレてるかも…
いつも履歴はちゃんと消しているし、上司が後ろを通りかかった場合でもカモフラージュできるから安心…!と思っている方、ちょっとまってください!
もしかしたら、あなたのそのさぼり癖、すでにバレているかも!
世の中には、社員のログを収拾し、管理するサービスというものが存在しています。
そして、それらのサービスは、導入する企業によっても活用方法は違ってくるかと思われますが、一般的には、「情報漏えいを未然に防ぐため」であったり、「情報漏えいが発覚した際にその原因をすばやく突き止めるため」であったり、「社員のさぼりを抑止するため」に活用されます。
社員がどのようなファイルをいつダウンロードして操作したのか、どのような検索をおこなったのか、どのようなサイトを閲覧したのかといったログが取得され、上司など管理者のPCで閲覧が可能となるのです。
そして、このログ管理サービス、管理者以外には導入が知らされていないケースが多々あります。
また、導入するサービスによってその機能も違ってきますので一概には言えませんが、弊社が取り扱っているログ管理サービス「セキュログ」は、社員が普通にPCを利用している限り、ログを取得していることがばれないような仕掛けが施されています。
つまり、履歴削除やカモフラージュツールといった原始的な方法では、もはやあなたのPC私的利用を隠し通すことは不可能です!
ネットサーフィンやSNSは、ほどよく気分転換程度にを心掛けましょう。