概要
中央労働金庫が書類の保管及び運搬業務を委託する住友倉庫の運搬車両において、1月26日早朝に事故が発生。飛散した書類には顧客2965人分の個人情報が記載されており、中央労働金庫から融資を受けた顧客の氏名、住所、電話番号等が記載されていました。一部は回収しましたが、703人分の書類は発見できていないようです。
タイムライン
2016年1月26日(火)
事故発生。顧客の個人情報が記載された書類が飛散。
原因
弊社の見解
書類の運搬方法に問題があったのではないかと思われます。
被害
今のところ、個人情報が不正に利用された等の被害は発表されていません。
対応
中央労働金庫は、発見されていない703人分の書類については、所轄警察署へ遺失物として届出を行いました。また、703人に対しては、個別にお詫びと説明を実施。中央労働金庫は、「(委託先である住友倉庫に)お客様情報の厳格な管理体制の整備を指示し、監督を強化し、再発防止の徹底に努める」と発表しています。
関連情報
中央労働金庫「委託先によるお客様情報書類の紛失等について」(2016/02/02)(魚拓)
Security NEXT「融資受けた顧客の書類が飛散、一部回収できず – 中央労金」(2016/02/04)(魚拓)