期限までに維持審査/再認証審査を受審できない!そんなときってどうなるの?

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ISMS認証には期限が設定されています。

そのため、ISMS認証を取得されている会社では、年に1度は認証書に記載されている日付を基準(以下、基準日という)として、維持審査を受けています。
また、3年に1度は再認証審査(更新審査)を受ける必要があります

※各審査についての解説は、こちらをご参照ください。

再認証審査を受ける前に認証の期限を過ぎてしまった場合や基準日までに維持審査を受けることが出来なかった場合、認証の維持はどうなってしまうのでしょうか。

維持審査を受けないまま基準日が過ぎてしまった場合

万が一、維持審査を受けないまま基準日が過ぎてしまった場合ですが、維持審査は基準日の前後1ヶ月で受審することが求められているため、基準日を過ぎても審査日の調整を行い審査を受けることが可能です。

ただ、その後に予備日があるわけではないので、どの審査機関もできるかぎり基準日以前に審査を行うようにしています。そして、万が一諸般の事情で基準日を過ぎた場合、基準日を過ぎての審査を調整するスタンスを取っています。

もちろん審査機関側、受審企業側それぞれに都合もありますので、審査機関としては審査員を多数抱えることでスケジュール調整を柔軟に出来るようにしています

再認証審査を受けられず認証期日を過ぎた場合

万が一、再認証審査を受けることが出来ず、認証期日を過ぎた場合はどうなるのでしょうか。。。

審査を受けることが出来なかった場合、やはり認証が失効してしまいます。維持審査のように基準日前後1ヶ月という猶予はありません。ですので、再認証の審査の年は審査機関側も普段より早めに審査日の段取りを行います

早い審査機関では6ヶ月ほど前から段取りするケースもあるようです。ただ、一般的には認証期日よりおおよそ2ヶ月ほど前に再認証審査を受けることが多いようです。

不測の事態を考慮しましょう

審査員も人間ですので、風邪を引いたりなど万が一のことが起きる可能性があります。
維持審査のところで触れましたが、審査機関としては審査員を多数抱えることで、不測の事態にも速やかに対応出来るよう常に準備しています。

そのため、審査員をたくさん抱える審査機関は、比較的柔軟に対応可能な審査機関と言えるでしょう。

ISMS / ISO27001認証取得を目指す
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